あんなぶろぐ

演奏会レポ・現場より

May 17, 2009 [ Tagebuch (Berlin) ]

Berlinでのコンサートも残り僅か
****というわけで、簡単なレポを感想込みで書いてみます****
昨晩はMendelssohn「Elias」
一昨晩は知り合いが出演していた「Paulus」
二晩続けてのOratoriumは、聖書の中に迷い込んだような気分です。
PaulusはTelefonorchesterによる演奏会でした。これは、日本でいう寄せ集めオーケストラ。フリーランス奏者、オケ奏者、あるいは学生が一つの演奏会のために集められて演奏します。Konzerthausで行われました。
Konzerthaus.JPG

Eliasは、小澤征爾指揮、Berliner Philharmonikerによる演奏。小澤氏、ブルックナーのときは、私の受けた印象は、オーケストラとの曲に対する解釈に若干の違いがあるのでは?という疑問でしたが、今回は120%素晴らしかったです。全て暗譜・・・という次元を超えて、身体全体で曲の頭から最後まで、全て表現しつくしたと言ったら良いのでしょうか。そして、Elias役/Bariton・Matthias Goerne氏は観客を虜にしました!あれだけの声量と音楽性、すごい・・・
オーケストラも安永氏が引退されて、新しい時代を迎えたようです。
前回、Elgar:Symphonie Nr.2 という珍しいプログラムで樫本大進氏に似た奏者がVn.1のトップサイドにいるのを発見、うまいな~日本人だろうかと思っていたら、本当に樫本大進本人でした。昨晩のコンサートではコンサートマスターとして登場!
そして、本日は11時~、Philharmonische Stradivari-Solisten Berlinを聴きに行きました。その名の通り、Stradivariを、ベルリンフィルの名手達が弾くという企画です。日本で企画された演奏会からヒントを得て、今日に至っているとか。HaendelのConcerto grossoは、Berlinに来て弾いた曲だったので、特に感慨深く感じました。ちょっとした、イメージの違いや、右手の使い方違いが積み重なって大きな音楽の違いになっていくのですね。言うは易く行なうは難し(笑)VivaldiのConcerto g-moll fuer zwei Violincelli,Streicher und Basso continuoは、チェンバロのチューニングに合わせるのがコントラバスが難しそうでした。DvorakのSerenadeは、有名な曲でもちろん弾いたことがあります。でも、こんなに繊細に紡ぎ出せるとは。とにかくα波が増加したことと思います。
Kammermusik%20Saal.JPG

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